キレーション療法

キレーション療法

蓄積する重金属
大気汚染、土壌汚染、水道水、食品添加物、精製食品、タバコの煙などから重金属は日々体内に蓄積されています。
有害金属.JPG動脈硬化症はさまざまな要因が合成されて起こりますが、重金属質が異常に蓄積されることも大きな原因の一つです。動脈硬化症になると心筋梗塞、脳卒中、老人性痴呆症、そして、四肢切断にいたるまでの結果を引き起こす原因になります。
キレーション療法について(重金属を除去する)
ichikawa006K.gifキレーション治療とは調合剤と静脈注射をすることにより人体の中にある鉛やカドミウム、水銀などの有害物質を取り除くことです。調合剤の主なものとしてEDTA(Ethylene Diamine Acetic Acidエチレンジアミン四酢酸)と呼ばれるものがあります。簡単にいいますと調合剤に含まれている物質と有害物質をとり換えて体外に排出させることです。人体に必要な栄養素であっても、それが過量あるいはバランスがくずれていれば有害です。たとえば鉛やカドミウムなどの物質は高血圧の原因となります。また、水銀などは動脈硬化症を引き起こします。
動脈硬化症はさまざまな要因が合成されて起こりますが、金属質が異常に蓄積されることも大きな原因の一つです。動脈硬化症になると心筋梗塞、脳卒中、老人性痴呆症、そして、四肢切断にいたるまでの結果を引き起こす原因になります。
キレーション療法のメカニズム
EDTAとは(Ethylene diamine tetra acetic acid )の略です。
EDTAのミネラルイオンの親和性の差を利用し、抗動脈硬化治療と有害重金属の排出の2つの目的を中心に行います。
(1)抗動脈硬化治療動脈硬化の主体である異所性に癒着したカルシウムをEDTAでキレート(取り換える)して移動させる。動脈硬化の発症メカニズム現在、次の2つの原因がわかっています。①フリーラジカルによる血管内皮障害②感染症(クラミジア肺炎など)による血管炎症2次的に障害・炎症部を修復する為に血漿成分、血球成分が集合することにより、プラークを形成します。プラークの構成成分は多様ですが、カルシウム塩の沈着石灰化の硬化を主体とします。結果として、・血管壁の構造変化(硬化)・血管内腔の狭小化(狭窄)を生じ、心筋梗塞、脳梗塞、脳内出血、高血圧の原因となります。
(2)有害重金属の排出  有害重金属の害鉛:高血圧、神経障害、腎障害水銀:冠動脈疾患、神経障害、免疫・代謝障害、カンジダ、小児自閉症、短期記憶障害カドミウム:腎障害、免疫低下、骨軟骨代謝障害、血圧調整異常 ひ素:皮膚癌、皮膚障害ニッケル:金属アレルギーアルミニウム:脳神経障害(賛否あり)過剰な鉄、銅:レセプター障害、金属アレルギー.
キレーション療法の効果
血管をきれいにして柔らかくするキレーション点滴は、高血圧や糖尿病などを改善するアンチエイジング治療の一つとして注目を集めています。また、狭心症などの血管障害、静脈瘤や加齢が原因で起こる皮膚のたるみやシワの治療などにも実績があります。
さらに、毛細血管まできれいになることで、肩こりや腰痛が解消されたり、冷え性が改善されるといった効果ももたらします。
キレーションを行なうと、血液中の活性酸素の発生を抑えることができます。活性酸素は、“酸化”を引き起こす物質です。古い水道管が錆びて詰まったり、ゴムホースが硬くぼろぼろになったりするのはこの酸化が原因。そして人間の血管も、酸化によって詰まってしまう危険があるのです。そのリスクをキレーションによって回避できます。

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